ショウガ
〜辛味と香りが優れた薬効野菜〜
ショウガは栄養的にはほとんど期待できませんが、特有の辛味と香りには優れた薬効があります。
ショウガの辛み成分であるジンゲロンやショウガオールには、強い殺菌力があり、食中毒の予防に有効です。
また消化吸収を助けるので食欲のない時は積極的に摂りましょう。
ショウガの香り成分のジンギベレンという成分は胃を健康にする作用、解毒作用、消臭作用があり、
風邪や冷え性、吐き気などさまざまな症状の緩和などに効果があります。
調理例としてはショウガのおろした汁に刻みネギを加えて、熱湯を注いだショウガ湯を飲むと風邪の悪化を抑えられます。
また、B1を含むタマネギと組み合わせて食べると食欲不振に効きます。
ショウガの原産地はアジア南部で、多年生の宿根草で肥大した根茎を利用します。
西洋では乾燥した物を用いることが多いですが、日本では生の香味を生かして日本料理には欠かせない存在です。
収穫したばかりの根茎は「新ショガ」と呼ばれ、甘酢漬けやスライスして生食に、所蔵して翌年出回るものが
「ひねショウガ」で辛味が強く、おろしたり刻んだりして鍋もの、すし、天ぷら、魚料理などのたれや薬味、
素材の臭み消しなど広範囲に使用されます。
→追加の情報は、ジンジャーへ
本サイトはリンクフリーです。また、本サイトで紹介するレシピの無断転載を禁じます。
Copylight 2006-2009"www.welovespice.com" All Right Reserved.
Copylight 2006-2009"www.welovespice.com" All Right Reserved.