"www.welovespice.com" 〜『カリーは医食同源 越中富山の地からエスニック&スパイス料理を』
越中富山の地からスパイスと健康の情報を発信!「カリーは医食同源」を合言葉にマレー料理、スパイス料理のレシピを公開します

高尿酸血症

高尿酸血症とは尿で排泄されるはずの尿酸が血液や体液の中に溜まってしまう病気です。
尿酸とは食べ物に含まれる「プリン体」の老廃物で、通常は腎臓から尿に混じって排泄されます。
ところが、アルコールやプリン体の多い食品の摂取が増えると、尿酸の血中濃度が上昇します。
その尿酸が結晶となって組織にたまると、激しい痛みが起こります。
症状としては、はじめに関節の激しい痛み(痛風症状)を生じ、悪化すると腎臓の病気や動脈硬化を引き起こします。
中高年の男性に多い病気ですが、食生活の欧米化に伴い、最近では30代で発症する人も増え若年化の傾向が見られます。
高尿酸血症の原因は遺伝的素質もありますが、生活習慣も大きく影響しています。
内臓や、肉汁、干物などプリン体を多く含む食品の摂り過ぎは、尿酸値を上昇させます。
また、アルコールは尿酸の生成を促進するうえに、腎臓からの排泄を阻害します。

〜高尿酸血症とスパイス&ハーブ〜
セロリ、シソ、ターメリックなどのハーブを使った自然用法で、この疾患の痛みを軽減することができます。
その中でもシソは尿酸合成の予防に役立つ、キサンチン酸化酵素阻害物質として知られている4種の化合物類を
かなり高濃度で含んでいます。またターメリック中の1つの化合物であるクルクミンは、体内のプロスタブランジン類と
呼ばれている疼痛に関与する物質の合成を阻害します。