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腎疾患

腎臓は血液をろ過し、尿をつくって老廃物とともに体から排泄する大切な役割を担っています。

腎疾患には急性腎炎、慢性腎炎、腎盂炎、ネフローゼ症候群、腎不全、尿毒症などがあり、
むくみや倦怠感をともないます。腎炎と腎盂炎は、細菌感染によって起こる炎症場所の違いで区別され、
ネフローゼ症候群は、腎炎などが原因で、たんぱく尿がでてその結果、血液中のたんぱくの減少がみられるものです。
また腎炎が悪化すると、腎臓の機能が低下することによって腎不全、腎不全から尿毒症が発症してくるのです。
腎疾患の食事療法でコントロールするのは塩分、たんぱく質、カリウム、水分、エネルギーの5つです。
塩分の摂取量は症状によってかわりますが、いずれにしても控える必要があります。
たんぱく質も、その老廃物が排泄されにくくなるので、基本的には摂取量を控えたほうがよいでしょう。
ただしたんぱく尿がでる場合は、標準所要量摂るようにし、脂肪は減らします。むくみがあったり、尿量に減少がみられるときは、
体内のカリウムの排泄が滞り、高カリウム血症を起こしやすくなるので水分、カリウム共に制限します。
しかし、それ以外については利尿作用のあるカリウムをたっぷりとって、尿の濃度を薄め腎臓の負担を軽くします。