"www.welovespice.com" 〜『カリーは医食同源 越中富山の地からエスニック&スパイス料理を』
越中富山の地からスパイスと健康の情報を発信!「カリーは医食同源」を合言葉にマレー料理、スパイス料理のレシピを公開します

トマト

トマト 写真
〜ビタミンCの宝庫、赤い色素に制がん作用〜

トマトに含まれているリコピンという成分はカロテンの1つで、ジュースやピューレ、ケチャップなどに使われる
赤系トマトに多く含まれています。トマトが赤いのもこのリコピンの色なのです。
このリコピンは抗酸化作用があり、活性酸素を消す働きがあるため、
がんの抑制に効果的に働くと言われている成分です。
トマトも赤みが強いものの法がリコピンを特に多く含まれているので、買う時の目安にしてください。
またトマトは摂氏20℃で完熟するので、完熟させてから食べるのもひとつの方法です。
このリコピンは脂肪分を少し摂った方が吸収率が高くなり熱にも強いので、油で炒める料理がよいでしょう。
また、トマトジュースもリコピンを効率的に摂れるのでお勧めします。

アンデス高地に自生した野生種がメキシコに伝来し、ここで栽培がはじまりました。
17世紀に日本に渡来したとされ、消費が増え始めた昭和初期には桃色大果でトマト臭や酸味の少ない
アメリカのポンデローザに人気が集まりました。
以降、桃色大果の多数の一代雑種が育成され、1980年代にはこの嗜好により適したファーストの人気が高まり
ついでこれを基に日本独自の甘い完熟型品種である桃太郎が育成され、1990年代以降の主流になりました。

完熟系トマト
私たちが普段食べているトマトは完熟系トマトです。
完熟収穫が可能な桃太郎は消費者には適度な酸味と甘み、流通には日持ちのよさが歓迎されて
以来新品種の多くは完熟型になりました。

ミニトマト
大玉より収量は少ないミニトマトですが、高糖度化しやすく食味はより果物的です。
サラダの付け合せやドライトマトにして煮物にも利用できます。

ミディトマト
平成の新型で、ミニと大型を交配したものやオランダからの品種が用いられています。
果重や品質はミニと大玉の中間よりミニに近く、果色は赤、橙、黄などがあります。