サンショウ
〜日本で古くから親しまれてきたスパイス、健胃、整腸などに効果あり〜
日本を含む東アジア原産で古くから食用や薬用にされてきました。
古くから香辛料として使われており、薬用にも使われています。
縄文時代の遺跡から出土した土器からサンショウの果実が発見されたというエピソードもあり、
朝鮮ではキムチ(の原形)にトウガラシ渡来前から使われていたといいます。
サンショウの独特の辛みの成分はサンショールやサンショウアミドなどで、
ミカンに似た香り成分はオイゲノール、シトロネラールなどによるものです。
川魚の臭みを消し、食欲を増進させる効果があります。
未熟な果実や花の蕾は、サッとゆでてから冷凍または佃煮にして保存します。
葉は、随時摘んで生のまま使うか、冷凍または佃煮に使えます。
果実は薬としても用いられ、漢方では「花椒」は蜀椒とも呼ばれます。
これは健胃、鎮痛、駆虫作用があるとされ、大建中湯、烏梅丸などに使われます。
日本薬局方に収載されている苦味チンキや、正月に飲む縁起物の薬用酒の屠蘇の材料でもあります。
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