オクラ

〜ヌメリの成分ムチンが生活習慣病や胃潰瘍の予防に力を発揮〜
オクラといえばあの独特のヌメリが特徴的です。
このヌメリのもととなっているのは、ムチンと呼ばれる成分で、便秘や下痢に効果的に働きます。
腸内コレステロールや胆汁酸の吸収を妨げる効果もあるので、
動脈硬化症などの生活習慣病予防にも効果があります。
また、ムチンには胃の粘膜を守る作用もあるので、胃炎や胃潰瘍になりやすい人には適した食材です。
ムチンには水に溶けるので、生で食べるのが理想的です。茹でる時は短時間にしましょう。
また、スープやカレーなどの煮込み料理に使えば栄養成分を無駄なく摂れます。
野生種はインドにありますが、記録は古代エジプトが古いです。
日本には幕末に中国から渡来したとされていますが、中国でも普及してからそれほど経っていません。
近年ハウス栽培に適した矮性の五角形が多く、濃緑色が好まれています。
淡緑の品種は多収ですがいイボがでやすいのが特徴的です。
オクラの粘質物は食物繊維で、これとビタミンやミネラルはピーマンの2〜3倍含まれています。
下ゆでしてから和え物などにします。
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