レタス

〜利尿作用にすぐれた生食野菜〜
レタスは約95%が水分で、栄養価は高いとはいえませんが、
カリウム、カルシウム、鉄といったミネラル分や、ビタミンE、B1、C、食物繊維などバランスよく含んでいます。
含有量は多くありませんが、主に生食するので、損失量が少なく、ビタミン、ミネラルを効率よくとれます。
生のままサラダにするときは、芯の部分から葉を1枚ずつはがして手でちぎって盛り付けましょう。
レタスは包丁で切ると断面が褐色に変化して金気くさくなり、味も落ちてしまいます。
レタスは地中海沿岸地方から西アジアに広く分布する野生種から進化し、地中海地域で栽培化され、
野菜として5000年以上の歴史があります。日本では奈良時代以前からステムレタスが使われています。
1960年代以降はサラダ用生野菜として西洋野菜ブームをつくったクリプス型のヘッドレタスをレタス、
バター型をサラダ菜と日本独特の呼び名で呼んでいます。
ヘッドレタス(クリプス型)
日本で最も多く出回っているレタスで葉は淡緑から緑、球面が緩く波打ち、しっかりした結球をします。
塩、マヨネーズ、ドレッシングなどをかけて生で食べるのが最も一般的です。
他の野菜との盛り合わせでも使います。
ヘッドレタス(バター型)
葉は淡緑から緑、品種により紫を帯び、球面は緩く波打ち、緩い結球をします。
歯面に油滑感があるのでバターヘッドと総称され、日本ではサラダ菜と呼んでいます。
葉を1枚ずつ剥がして皿に敷いて彩り、添え物に使われることが多いです。
リーフレタス
レタスの原形に近いもので、サニーレタスが普及するまで日本ではほとんど栽培されませんでした。
サラダのほかに、サンチュ(カッティングレタス)のかわりに焼肉を包んで食べてもおいしいです。
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