ネギ
〜薬味に欠かせない淡色野菜、血栓予防にも有効〜
ネギには特有の刺激臭は、タマネギやニンニクと同じアリシンという成分によるものです。
アリシンには抗菌作用、殺菌作用があるので喉の痛みや石などの風邪の初期症状に効果的です。
また、この香りには鎮静効果もあり、ストレスを感じる時や、神経が高ぶっているときは、
ネギのスープを飲むと落ち着きます。
もう一つ、アリシンの作用として、血小板の凝集を抑え、血栓を予防するとも分かっています。
それは、アリシンのピラジンという成分によるもので、ネギを常食すれば、
脳卒中や心筋梗塞などの血管障害が起こりにくい体質に近づきます。
このアリシンの効果を期待したいのであれば、生で食べるのが一番です。
白髪ネギにして、2〜3分水にさらし、なるべく生の状態で食べましょう。
ネギは中国西部の原産で、中国では紀元前から栽培されていましたが、日本へは朝鮮半島を経て渡来しました。
ネギは利用部位の違いによって根深ネギと葉ネギに分けられます。
根深ネギはネギの白い葉鞘という部分だけ利用し、葉ネギは葉の部分と葉鞘の部分の両方を利用します。
その他ネギの仲間にワケギとアサツキがあります。
ワケギは、ねぎとたまねぎの雑種で関西以西で栽培されます。
ねぎと違って種をつくらず、地下の球(鱗茎)で増えます。
ワケギよりさらに細いアサツキは、独立した種類で辛みの強いのが特徴です
本サイトはリンクフリーです。また、本サイトで紹介するレシピの無断転載を禁じます。
Copylight 2006-2009"www.welovespice.com" All Right Reserved.
Copylight 2006-2009"www.welovespice.com" All Right Reserved.