"www.welovespice.com" 〜『カリーは医食同源 越中富山の地からエスニック&スパイス料理を』
越中富山の地からスパイスと健康の情報を発信!「カリーは医食同源」を合言葉にマレー料理、スパイス料理のレシピを公開します

ゴボウ

〜食物繊維たっぷりで便秘解消、うがい薬にもなる日本独特の根菜〜

ゴボウは日本独特の野菜で、根を食用としてきんぴらや天ぷらのかき揚げなどに使われるほか煮物に用います。
近年では細切りにした根を湯掻いてサラダにもします。また平安時代にゴボウを用いた献立が記録されるなど、栽培の歴史が長いです。
しかし日本以外では根を食材としませんが、ヨーロッパなどでは初夏に若葉をサラダとして食べることもあります。

日本には薬草として中国から伝来し、薬草としては発汗利尿作用のある根(牛旁根(ごぼうこん))のほか、
浮腫、咽頭痛、解毒に用いる種子(悪実(あくじつ)、または牛旁子(ごぼうし))を用います。
日本では乳腺炎に種をそのまま食べるか、煎じる使用法も有効として民間に口伝で知られています。

> ゴボウは繊維質が多いため便通を整え、利尿作用のある根菜として古くから食用にされてきました。
また、根や葉の煎液を扁桃炎、口内炎のうがい薬にします。
あせも、かぶれ、湿疹などに、粗く刻んだ根や葉を布袋に詰めて入浴剤にしてもよいです。