インゲンマメ

インゲンマメの主成分は炭水化物とたんぱく質で、種皮には大量の食物繊維を含んでいます。
その量は豆類の中でもトップです。
食物繊維は腸内の有害物質を吸着して体外へ排出する働きや、コレステロールの吸収を阻害する働きをするので、
便秘解消や大腸がん予防、動脈硬化を予防するといった効果が期待できます。
また、インゲンマメには食物繊維以外にもビタミンB1やB2も多く含まれており、疲労回復にも効果的です。
インゲンマメに関わらず豆類には、疲労回復に役立つビタミンB群が多く含まれているのが特徴です。

インゲンマメは江戸時代中期に日本に渡来し、現在の野菜用品種は幕末に渡来したものが分化したものです。
若莢を食べる（サヤインゲン）と完熟した豆を食べる（金時類、手亡類、虎豆類、うずら類）があります。