セリ
〜春の七草の代表、風邪の引き始めや食欲不振に働きかける〜
セリ科の多年草で春の七草の一つです。独特の香りを持ち、春先の若い茎を食用とします。
万葉集で春の七草の筆頭に挙げられ、古くから親しまれてきたことがうかがえるセリは、栽培の歴史も古く、
最近では日本料理だけでなく西洋料理にも使われています。
セリにはビタミンB?、Cを含み、発汗や血液の循環を促し、食用を増進させる働きがあります。
茎葉はサッとゆでて、おひたしや和えもの、鍋ものなどにして早春の香りを味わえます。
風邪の引きはじめには、醤油のすまし汁に刻んだセリと摩り下ろした生姜を加えて熱いうちに飲んで寝るという民間療法もあります。
春の七草の一つであるため、1月頃であれば、スーパーマーケット等で束にして売られているのを見ることができます。
自生品が出回ることもあるが、最近では養液栽培も盛んです。
しかしながら、野草としての性質が強く、種子の発芽率が低いため、計画的な生産には発芽率の改善が不可欠です。
また有毒なドクゼリとの区別に配慮が必要です。
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