タラゴン
〜風味付けハーブとしての代表格、肉などの臭みを消して食欲増進に〜
キク科・ヨモギ属の多年生植物でロシア南部や中央アジアにかけて分布します。
半耐寒性で、日本のような高温・多湿の気象にはやや弱いのが特徴です。
フランス料理、特にエスカルゴの風味付けには欠かせないタラゴンは、食欲増進や、利尿・駆虫薬としての効果が知られています。
また身体を温める作用のあるハーブ、スパイスといわれています。
アニスに似たスパイシーな香りで、かすかに甘くピリッとした風味があり、消化を助けるといわれています。
料理の香味づけによく用いられますが、香りが飛んでしまうので、必ず生で用いるか、
新鮮なうちにビネガーに漬け込んで香りを移すのがよいでしょう。
生、またはドライの葉を鶏や魚、卵などの焼き物の料理のほか、ピクルス、マリネ、サラダ、ソースなどにも利用されます。
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