カリフラワー

カリフラワーはブロッコリーの突然変異によって白化したものですが、
含まれる栄養素は発癌物質を抑制する優れたものです。
カリフラワーには、ブロッコリーにも含まれるイソチオシアネートというガン流化合物が含まれていて、
発ガン物質の活性化を阻む働きをします。
また、カリフラワーにはビタミンCが豊富に含まれていて、ゆでたカリフラワー100gを食べると
1日のビタミンC必要量の50%を満たすことができます。
ビタミンCには美肌効果のほかに抗酸化作用もあり、イソチオシアネートとの相乗効果で
ガン予防の効果を期待できる野菜です。
花の部分よりも茎の部分の法が倍近くビタミンCを含んでいるので、なるべく残さず利用しましょう。

キャベツの仲間ですが、普通のキャベツとは異なり地中海東部の野生種から生まれたと推定されています。
茎が生育してへら形の外葉が大きくなると茎の頂部に未発達の花蕾と呼び、これを食用とします。
日本では1960年代に入って急速に普及し、早生、晩生など多くの品種が育成され、ほぼ通年供給されるようになりましたが、
近年ブロッコリーに押されて激減しています。
一般にはゆでてからサラダに入れたり、あるいはスープや炒め物に用います。