"www.welovespice.com" 〜『カリーは医食同源 越中富山の地からエスニック&スパイス料理を』
越中富山の地からスパイスと健康の情報を発信!「カリーは医食同源」を合言葉にマレー料理、スパイス料理のレシピを公開します

キャベツ

〜有効成分「キャベジン」が胃腸障害に強い味方〜

「キャベジン」と聞いて、皆さんは胃薬を思い浮かべると思います。
この「キャベジン」とはビタミンUのことで、キャベツ特有の成分なのです。
ビタミンUは傷ついた胃腸の粘膜を修復するために必要なたんぱく質の新生を助けるので、
胃腸のトラブルに強い味方となってくれます。
また、キャベツにはガン抑制物質であるイソチオシアネートやインドール化合物が含まれているだけでなく
発ガン性物質の活性化を抑えるペルオキシダーゼが多く含まれています。
これら各種のガン抑制物質のおかげで何重にもガン予防できるのです。

調理のポイントとしては、キャベツに含まれるビタミンCやビタミンUの効果を期待するなら
生食か青汁として飲む方法がベストです。

キャベツの原生種はヨーロッパ南部の海岸地域に自生しており、有史以前から利用され、栽培もされてきました。
日本には18世紀初めにオランダからもたらされましたが、本格的に栽培されるようになったのは明治になってからです。
大正時代から昭和にかけて日本独自の品種も育成されるようになり、四季を通じて各地で露地栽培され
周年的に供給される野菜の一つとなりました。

冬キャベツ
球の形が偏平で葉はややかためで、しっかりと葉画が巻き込む秋から冬に収穫されるキャベツです。
冬の季節にふさわしく煮込み料理などに向いています。
しっかりした葉は炒め物にもよく、とんかつに添えられている千切りキャベツはこのタイプが多いです。

春キャベツ 春キャベツは春先から初夏にかけて店頭に並びます。
球の形は丸形で葉はやわらかく、巻きも緩く、中の葉まで緑色をしています。
サラダや汁の具にしてもいいです。

高原キャベツ 夏から秋には冷涼地で栽培した高原キャベツが出回ります。
形が球形で葉がしっかり巻き、仲間で緑色の小ぶりの丸玉とよばれるグリーンボールは元々商品名でしたが、
今ではこのタイプの総称名となり冬を除いて出回ります。
冬キャベツと春キャベツの中間の食感で生食によく、煮物にも使われます。