"www.welovespice.com" 〜『カリーは医食同源 越中富山の地からエスニック&スパイス料理を』
越中富山の地からスパイスと健康の情報を発信!「カリーは医食同源」を合言葉にマレー料理、スパイス料理のレシピを公開します
ビタミンE

ビタミンEの抗酸化作用によって有害な活性酸素を除去し、細胞膜を保護します。
それとともに脂質が酸化されてできる過酸化脂質の生成も防止します。
この過酸化脂質は内臓、血管など全身に沈着して動脈硬化、生活習慣病、老化、ボケなどを招きますが、ビタミンEはこれらの病気の予防に役立つとされています。
また、ビタミンEは末梢血管を広げて決行を促進し自律神経を整えます。
血行がよくなることで、冷え性、肩こり、腰痛などが改善されるほか、新陳代謝が活発になり肌にハリがでてきます。
ビタミンEは脳下垂体に働きかけて女性、男性ホルモンの分泌を促進させ、月経前のイライラや生理通、生理不順を改善します。 最近では、女性の不妊治療や、更年期障害の軽減に有効とされています。
しかし、健康増進の目的でビタミンEを摂るのなら1日の摂取量の8〜10mgではなく、100〜300mg飲まないと効果はありません。 食品でいうと、1日100mgだと、うなぎ3〜4kgにあたります。

普通に食事していれば欠乏することのないビタミンEですが、100mg、200mgとなるとサプリメントで摂らなければなりません。
ビタミンEを含め、ビタミンC、ビタミンAは抗酸化ビタミンと呼ばれていて、これら3つのビタミンは組み合わせると相互に作用して抗酸化力を高めあいます。ビタミンCはビタミンEの抗酸化作用を高め、ビタミンEはビタミンAの酸化を防ぎ、ビタミンAはビタミンEとビタミンCを長持ちさせます。
そのため、これら3つのビタミンは一緒に摂ることによってその力を存分に発揮できるのです。
運動する人、ストレスのある人、大気汚染物質が多い場所で生活している人、紫外線を多く浴びやすい人など活性酸素を発生しやすい人は、特にこの抗酸化ビタミンをたっぷり散る必要があるでしょう。

ビタミンEを多く含む食品:カボチャ、アーモンド、うなぎ、モロヘイヤ